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「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」
創世記4:6-7 (アダムの最初の二人の子どものうちの兄貴が弟に嫉妬しての諭されているシーン。その後すぐ兄貴は嫉妬に流されるまま弟を殺すわけだけど。)
リアルタイムでちょうど今、カイロで内戦が起こっている。
今朝、広場に集まった人々から十数枚の遺体の写真を見せられた。どれも頭や喉を撃ち抜かれて即死状態。プロ以外に考えられない、と彼らは言う。国の機関が国民を殺す。やめてくれ。遺体の写真がメールで広がり、対立は理論ではなく、感情論に。調停はきっかけを失い、混乱は出口を失っている
— 三浦英之@ビリオメディア取材中 (@miura_hideyuki) August 16, 2013
この夏はDOMMUNEZEROという日本のウッドストックに行け、三宅洋平と選挙をリアルに体験して、Mumford & Sonsがマイクを切って歌ってくれ最後には涙まで流して一緒に泣いてしまって、腹痛と風邪も夏と共に治って、風立ちぬを初日で見に行って荒井由実のひこうき雲をギターで練習したりして、Twitterで知り合った友達と交換した夏のプレイリストをちょこちょこ聴いてそのことで夜中に電話したりして、10年近く通ってる教会の夏の旅行に福島にいくってことで金を後払いにしてついていって、復興した福島第一聖書バプテスト教会の事をしって、あまりにもお金がないのでいい加減家計簿つけなければと思いメモ程度で初め、NHKのあまちゃんにハマり、KeyのAIRに逃避し、一時期夏影や鳥の詩を何度も聴き続け、お盆にもらった三連休もちょこっと夜だけ実家に帰り映画立候補をみて渋谷で買い物したりしただけで、終戦記念日を超えて誕生日に。
A 8月5日、最初の目的地に向かっている中で僕はイアフォンで音楽を聴きながら村上春樹のインタビューの文庫を読んでいた最中少しぼおっとしていた中、不意に後ろで「あ、流された後の・・・」という声が聞こえた。慌てて横を見て2年前にテレビでみてた光景が、大波で流された後の、何もない光景が、目の前に広がっていた。慌てて写真を取ろうとした自分は正直最初は興奮していた。バスが停まることになり、急いで降りていった。
次第に、絶句した。骨組みだけを残した家が続いていた。もうあれから2年近くたつのに、ここはまるで、墓場のように、骨格がさらけ出していた。無心でふらふらと歩いた。足元では確かな生活の営みがあったはずなのに、遠くの海岸では夏真っ盛りの海水浴場であるはずなのに、また突然こわくなってしまった。足元には一体なにがあるんだろうと情けないことに。一体ここでどれだけの人が命を落としてしまったのだろう。どれだけの生活を失わせてしまったのだろう。どれだけの家族を引き裂いてしまったんだろうとぶわっと色々。正直、部外者である意味観光人である自分がそんなところにいる資格なんてないし、いるべきじゃないし、ただただ情けなくなったのかもしれない。
バスが止まっていたのは10分もなかったのかもしれない。ただうつむいてバスに乗って、また動き出して、廃墟の景色が続いていって、こっそりと嗚咽せざるをえなかった。ボランティアをするでもない、現実の人々のぶつかりの最中も何も経験していない、原発の惨状も目の辺りにはしなかったし、その後は苦労して苦労してやっと復興した2件の教会を巡ったわけだったけれど、あの10分そこらの体験は・・
始めて津波で流された所をみた。物見で足を踏み入れるとこじゃない。二年なんかじゃ余りにも生々しくて僕は情けないけどこっそり嗚咽してしまった。夏の海は綺麗なのになんなんだよ。お墓のような住宅の基礎だけ・・ http://t.co/KFO2TDCErS
— KÓLSSTRAINS (@colstrains002) August 5, 2013
(動画でみても大したものうつってないし大げさだなとは思うだろうけどあの時は本当にそんな気持ちでした。)