火曜日, 6月 29, 2010

映画-マイマイ新子と千年の魔法×高樹のぶ子原作-マイマイ新子




i am Kólßtrains: マイマイ新子と千年の魔法、片渕監督の講演、川越の街並みと古きよき映画館。 のつづきです。)

どうもこの映画、宣伝ビジュアルでかなり損してる気がする・・・。映画公開時、垢抜けないポスターをみて、みるのやめちゃった。そうしてるうち、あっと言う間に地元の上映が終わっちゃった。(なんてもったいないことしたんだろ!)その時に原作は読んだ。(そしてなんで感想書かなかったんだろ)

で、監督舞台挨拶もあった、川越スカラ座の上映をみてきた。

一番思ったのは、これは2009年の映画のはずなのに、川越スカラ座でのフィルム映写に映える、古き良き(ハイジやトトロのような)アニメーション。その背景にある緻密な時代設定通りのリアルな描写に感動した。また原作終盤にあった、「大人」の階段への虚無的描写の視点の違いに驚き、千年前の都の描写の多さにより、時代スケールが「少女」の視線から果てしなく広がるイメージがビジュアル化され、エンドロールが流れた(バックのコトリンゴの歌も素晴らしい)後、久しぶりに映画の余韻にずっと浸っていたいと思える、そんな作品だった。

 (監督のサイン!)

以下、結末まで感想を書いてしまってます。ご注意ください。

マイマイ新子と千年の魔法、片渕監督の講演、川越の街並みと古きよき映画館。



アルバイトを定期で終わらせ、電車にのり、乗換の駅で慌てて昼食を食べ、川越で降り、走り走り・・・。



(この記事は月曜の24時から、コトリンゴの1stアルバムを聞きつつ書いてます。)

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