火曜日, 6月 29, 2010

マイマイ新子と千年の魔法、片渕監督の講演、川越の街並みと古きよき映画館。



アルバイトを定期で終わらせ、電車にのり、乗換の駅で慌てて昼食を食べ、川越で降り、走り走り・・・。



(この記事は月曜の24時から、コトリンゴの1stアルバムを聞きつつ書いてます。)



「マイマイ新子と千年の魔法」公開時、多少気になったのか、大学で原作を借り、読んだ。
(ちゃんと原作を読んだのに感想も書かずに、映画の冒頭動画だけ貼った自分は馬鹿だよ)

地元の映画館でも上映していた。でも、あっと言う間に公開が終わってしまった。


2010 年01月29日(金) 1 tweets
なんで劇場で見逃したんだろう・・・ RT @cinematoday 口コミでロングランを続けるアニメ映画『マイマイ新子と千年の魔法』ついにフランスへ http://cinematoday.jp/r1/N0022140
posted at 20:31:44

2010 年04月04日(日) 1 tweets
隣町でやってたのに、見事にスルーしちゃいましてとても惜しい気持ちです・・河童のクゥと夏休みも時をかける少女もorz QT @ga9gk 『マイマイ新子と千年の魔法』とやらを観に行こうかと思っていたが、もう東京では見れないのか…orz
posted at 02:20:21


ツイッター上で、少しづつ口コミが広がっていて、都市部で再上映がずっと続いていく様に驚き、口コミでの評判も上々。春に友達と遊びで中野へ遊びに行った際も、マイマイ新子の再上映のポスターが貼ってあった。

豊崎愛生のラジオでコトリンゴがたびたび流れる。そういえば、TSUTAYAでマイマイ新子の主題歌に採用されたことで、シングルが面出しされていたっけ。彼女は、手嶌葵やカヒミ・カリィのようなウィスパーボイスでもあり、またクラムボンの原田郁子のような明るさを持ったヴォーカリストのようだなって思った。坂本龍一に見出されたという。


2010 年06月18日(金) 1 tweets
今までみるみる詐欺してたけど、川越スコラ座で上映するってポスターを見つけて、これで観なくていつ観る?ということで・・・マイマイ新子と千年の魔法 6月19日~7月2日 http://bit.ly/a7arq8
posted at 02:38:22


川越であった、もしドラの作者の講演会にいった帰り道で、監督講演付きの上映があると書いてあったポスターを見つけた。これは行かなくちゃと思った。川越スカラ座も、この地域で唯一残った昔ながらの映画館で、前々から行こうと思っていた。でも、この日はアルバイト。なんとか上映に間に合うように、ぎりぎりの予定をつくる・・・。


2010 年06月20日(日) 1 tweets
さっきいくって書いたスカラ座のマイマイ新子、バイトで無理かもorz..
posted at 01:56:45

2010 年06月23日(水) 1 tweets
なんと!RT @katabuchi_sunao: 川越スカラ座は、マイマイ新子制作時のロケハン候補地だったんですよ。RT @matsuo_ryoichir 川越スカラ座は正にマイマイに出てきそう…そんな映画館。マイマイファンなら来る価値ありな場所 #maimai_shinko
posted at 13:38:13


川越の町は雨がしとしと降る。

スコラ座は蔵造り通りを更に先にいった映画館。こういった古い趣の映画館は東京でもなかなかない。



外にあるカウンターでチケットを買う。正直、立ち見覚悟で焦っていたけれども、自分の他には人も居なく、少し拍子抜け・・・したのもつかの間、上映館のなかから、監督の声がきこえる・・・!




川越スコラついた!うっすら片渕監督の声聞こえた!マイマイ新子楽しみだなぁー
posted at 13:24:09

待合室のベンチに座ってたら、いまマイマイ新子の片渕監督が真横に座って、パンフにサインしてた!!うわぁ。スクリーンも、いかにも映画館!て感じの古き良きところって感じ。立ち見覚悟だったけど、川越スコラそんなに人はいってないw
posted at 13:30:12


僕は待合室に、汗だくのまま、下はバイト指定の黒いズボンに運動靴をはいて、汗を滝のように流しながら座った。壁にはマイマイの張り出しモノがたくさん。その横には、様々な映画著名人のサインも。

お茶をごくごく・・・・していたら、上映が終わったらしく、人が少しづつでてくる、と、そこに監督らしき人物が自分の横に座る!どうやら女性客のパンフレットにサインをするみたい。有名人・・というオーラもなく、色んな人としたしげに話をしていた。次の回をみるために僕は上映館のなかへ。

『ニューシネマパラダイス』のような映画館。。スクリーンは体育館のステージのように少し高くなっている。その上にスピーカーが直接置かれていて、横長の部屋にはじっとりとした昔からの時間の流れを感じられた。僕は一番前の右のほうに席をとった。

サインが頂けるという後方の会話を聴いて、早速パンフレットを窓口で購入、まだ待合廊下にいらっしゃる監督のところへ。「次の回でみます!」「はじめてみるの?」くらいしか会話は出来なかった。けど、なんだか不思議な気分だった。妙に、その古い映画館に馴染んだ、自然なできごとみたいだった。

パンフレットをぱらぱら。(島津貴伊子役:水沢奈子さん、美人だなあ。)

ブーというブザー音。(ぱっと暗くなる!)上映がはじまった。


予告編の「ずっとあなたを愛してる」にどっきりした。


マイマイ新子がはじまった。(作品感想は後ほど・・・)


上映が終わり、目の前に監督が登場。こんな話してたなってのを、帰りのツイッターでメモ↓


(マイマイ新子メモ)監督の話では、川越の古いおもちゃ屋にブリキのアトム人形を見つける。作中に新子ときい子がみていた雑誌のロケットの絵は、著作権上だせなかったが、アトム大使のアトムを書いていた。
posted at 17:47:15

(マイマイ新子メモ)川越スカラ座の映写機は、戦時中に飛行機を作っていたメーカーが戦後分裂してできた会社の製品。それは、作中に出てきた新型バイクのメーカーと一緒。(どこか間違ってるかも…富士重工製?)
posted at 17:52:06

(マイマイ新子メモ)監督の実家も映画館で、劇中同様に友達をこっそり連れ込んで、「大魔神」などを見せていた。/ 映画のフィルム、以前は分割されて、順番に取り替えながら上映していた。そのためフィルムを変える際は画面右上に黒丸が現れ、二回目の点滅でぱっと交換。今は一本のロールとなってる
posted at 18:01:03

(マイマイ新子メモ)今回の上映も一本ロールだったため、後方に映写窓が4つあるが、使われていたのは一番左の窓だけだった。フィルム交換には、映写技師のレベルでタイミングが変わったりもする。今の一本式はそれがなく安定して鑑賞できるが、そのうちフィルム交換黒丸がノスタルジックに感じてく?
posted at 18:04:43

(マイマイ新子メモ)監督:自分くらいの年齢だと、小説の舞台と同年代に少年期を過ごしたために、映像化は難しくはないと思った。自分よりも若い~がこの映画化を企画、彼の世代でも新子らと同調するものがあった。懐かしさというより、人間としての普遍的なものが、この原作にはあるのかもしれない。
posted at 19:01:52



上映館をでて、少しだけ待合廊下にいて、監督と会話している他の人達の姿を眺めた後、そっとその場をあとにした。(感想とか直接言えるチャンスだったかも知れないけど、人もたくさんいたから遠慮しちゃった)




外は雨が降っていた。傘をさしつつ少し川越を詮索することにした。

お、名盤!


銭湯の煙突発見。



蔵造り通りをがんがん車が通りすぎる。


時の鐘。



詮索はつづく。



りそな銀行の洋館よりもこっちが好み。




川越TSUTAYAで狂い咲きサンダーロードのDVD、スティービー・ワンダーのレンタル落ちを見つけてお買い物。

電車でさっきのツイートメモを。

途中で降りて、他のTSUTAYAでコトリンゴが歌う映画主題歌のはいったシングルCDのレンタル落ちをみつけて、ついでにカヒミ・カリィのEPも買う。丁度もってきた4000円が無くなった。



つづく。
i am Kólßtrains: 感想:映画「マイマイ新子と千年の魔法」(高樹のぶ子の原作と比較して・・)

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