金曜日, 9月 18, 2009

東京マグニチュード8.0 最終回「悠貴へ・・・」

・・・


思いっきり泣いた。


内容について書くのも億劫だけど、未来からついに悠貴がいなくなって、「だいすき」といって・・消えてしまうあたりは、頭のすみっこのほうでベタなんだよ、と思いつつ、目からはどんどん汗が。

母親と再会する瞬間、どんなに気持ちがいっぱいだったんだろう。そのとき、母の後ろで悠貴が消えていく・・。父親とも再会しても、未来は悠貴を失った罪の意識でいっぱいいっぱいになっている。

食卓には、もういない悠貴の分の食事が。「そろそろ、やめようか」と父。そして、一番みたくなかったもの・・・悠貴の仏壇と、写真がそこにはあった――。

机で絵を描く悠貴はもういない。



(Blu-ray) (DVD)



精一杯元気に振舞う母親と、からっぽになってしまった未来。そこに真理が。

前半の再開シーンもお涙シーンとして音楽がもりあげてくれた。それでもこの最後の真理の言葉にはかなわないと思う。

音楽はなく、明るくにぎやかな外と、その反対の沈黙の部屋を対比させた中で、真理は自分が夫を失ったときの話をする。そして、そのときに生まれてきてくれたひなのことも・・・。

未来に渡された悠貴のリュック。そして携帯電話。そのなかには、わかっていたんだけどもやっぱりつらい、悠貴のさいしょでさいごのメールが残されていた。何なんだろうか。ひらがなでゆうきと書かれているのを見ただけでもう・・・。

未来は、母親に、悠貴のさいごの絵といえる、おたんじょうび祝いの絵と、お台場で買った花のおみやげを、悠貴からの誕生日プレゼントとして手渡す。そのときに、母は涙を抑えることはできなかった。

そしてもうどうしようもなく、目からの汗が止まらなくなってしまった、悠貴の、生まれてからの家族との写真。生きていることってこういうことが重なってきたのに、死ってあっけなくやってくる。うれしそうな表情、泣いている表情、夢中になっている顔、みんなそれはかがやいていた。

悠貴の教室にのこされた、絵、そして習字「未来」。わかっていたけれども、もうひとつみたくないもの。そう、机の上には花が・・。未来はさいごに、歩いていかなくっちゃ、といった。悠貴が植えたマロニエはどこまでも育っていくんだろうな。

エンディング。写真が変わっていた。被災者たちをとった一枚一枚が重たく、けれども生きている。そんななか、通常EDでもあった、手をふって走る悠貴の写真が・・・・・・・・。


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