(iPhoneの画面)
(フリーペーパーを壁に。)
(バットマンとビートルズモノボックス+最後の二枚)
・・・ようやく、先日発売のビートルズ・モノボックス、アビーロード、レットイットビー、そして、「ダークナイト・リターンズ」が到着!でっかい段ボールにはHMVの模様もなかった。
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ブログを放置していたため、どんなことを書こうとしていたのか忘れちゃった。ただこのときに一気に聞いてしまったためにお腹いっぱいになったため、その後ビートルズを何度も聴きなおすということはしなかった。
(後日、オリジナルベストリストをつくってみた)
モノ盤ではじめて聞いた音源も多く、Tomorrow never knows だの、Revorution 9 なんか、どういう風にモノラルで作るのか想像できなかったけど、レボ9なんかはバッドトリップ感に埋もれていたサンプリングのかっこよさみたいなのが浮き出てたのに驚き、いつもホワイトアルバムではラスト曲の「Good night」に救われる感じがするのに、今回のモノだとそう感じなかった^^;
アマゾンのカスタマーレビューで、モノラル盤を聞く際にスピーカーをひとつにしたら、音圧がぜんぜん違うとかかれてあって、ひとつにするのもどうかとおもって、片方に寄せて聞いてみたら、ぜんぜん違う表情をみせてくれた。↓のナチュラル趣向のスピーカーを愛用しているんですが、片方に寄せてもただの団子音じゃなく、音圧の中に空間ができて、聞いていて気持ちがいいべ。
自然音趣向のタイムドメイン・ミニ
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monoはついに売り切れたが、再生産のうわさあり。
(以下は【stereo】デジタルリマスターVol.**【mono】スレより、面白い翻訳があったため、転記します。296さん、お疲れさんです。)
296 名前:ホワイトアルバムさん[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 06:34:58 ID:???0
monoはまだ入手していないが、家族の稟議を通すために米アマゾンで最も参考になるレビューとして挙がっていたものを訳してみた。正直言って、ここで23スレもの間うだうだやられていた話(転売ネタと自慢ばかり)よりもはるかに参考になるので、興味のある向きはどうぞ。
Please Please Me:
モノの音は本当に驚くべきものだ。ジョンがアンナを歌うと部屋にエコーが聞こえる。ボーカルは空高く舞い上がる。リンゴは(この早い時期でさえも)とても良く、ポールもまた然り。彼らは歌を大変完璧にサポートし組み立てた。
そして考えてみな、約21分後に来るTwist And Shoutを。ステレオは後のWith The Beatles、Rubber Soul、Revolverでも見られる左右に分かれたステレオという理由だけで、これの足元にも及ばない。
With The Beatles:
Please Please Meと同じく、モノはとても、とても良い。ステレオは鬱陶しい左右のステレオのため、争いの余地なし。モノの圧勝。
A Hard Day's Night:
ステレオの方が良く楽しめるようだ。その理由は、ステレオがその時は4トラックであるためにジョージマーティンがまともなステレオミックスをすることが出来、まだ新鮮な第一世代の音がほぼ保たれているからだと思う。思い出してみよ、Please Please Meではたった2トラックしか使えなかったことを。
しかしながら、Rubber SoulやRevolverにいくと4トラック(いくつかの曲ではいくつもの4トラックのダブを他の4トラックテープに重ね、そして4トラックを1トラックにマージして新たに3トラックを空けることを要した)では十分ではなかった。このオーバーダブは音の品質をいくぶん下げる一方、後からステレオミックスを作ることを難しくした。(それが、ひどいステレオのRubber SoulとRevolverができたわけである)
その結果、これらのアルバムでモノが良い理由は主として技術的理由に関係している。A Hard Day's Nightのミックスは本当のステレオミックスである一方、また、ジョージマーティンがボーカルを中央に、リズムを左に、残りの楽器を右に定位するとした、個人的であるが本当に正しい決断が入っている。
私はマーティンがドラムを中央に置くという慣わしにただ従うのでなく、輝かしいリンゴとポールの仕事を独立させるのにいかに気を配ってきたかということを、私は常に愛してきた。そういうわけでは、彼の自叙伝の一つが「耳こそはすべて」と題されているのである。
Help:
生活(ビートルズライフ)をずっと良くするため、3種類もの比較できるバージョンがあることを神に感謝。まず、モノは決定版のミックスであり、そこがプラス。マイナスとしては、モノはより豊かに聞こえる一方、ステレオと比較すると少し濁ってもいる。ステレオのミックスについて言えば、ジョージマーティンの87年リミックスは、この新たな具現化(リマスターのこと)によって、一定の限界があることを確かに示している。
つまり、正しいボリュームにダイヤルを回すのがいくぶん難しい。音はより満ち溢れているが、それは限界のあるものだ。私はこのバージョンを非常に気を使って聞いたと確信をもって言えないが。65年ステレオバージョンについて言えば、モノバージョンと同じディスクに入っており、これはいくぶんアコースティックなので、新しいステレオの限界がないことがプラスだ。
I Need Youでは、そこにデリカシーがある。全体的に、古い(65年)ステレオは新しい(87年)ステレオよりすてきだ。新しいステレオと古いステレオのどちらが良いか議論の的になるだろうが、私は古いステレオの肩を持とう。しかし、両方のステレオを手に入れるのがよいであろう。もし、ピストルを頭に突きつけられて一つのバージョンのHelpしか買えない時のことを想像すると私は泣き叫ぶ。その時は、モノであろう。
Rubber Soul:
ステレオよりモノが優位。それは、Please Please Me、With The Beatles、Revolverと同様、左右のステレオバランスの問題だけで。
Revolver:
I Want To Tell Youにリンゴが非常にたくましくて爆発的なセクションがモノにあるが、ステレオにはない。これをまず左右のチャネル問題の前に言っておく。それに加え、この全体的な音の豊かさはモノにあってステレオにない。とは言うものの、Tomorrow Never Knowsはステレオのがのが少しばかりかっこいい。だが、全体的にはモノが良い。
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band:
これまで言ってきたことはモノについてあてはまる。音符、楽器とボーカルを支配するクリアさとコントロールが全てそこにある。全体的に、モノはステレオよりもより良く、満ち溢れ、豊かであり、さらに、それは彼らが意図したものだ。奇妙なことに、最も息をのむのはShe's Leaving Homeである。満ち溢れたゴージャスな音だ。ステレオでは、それは相対的におかしく聞こえる。つまり、モノよりも薄いのだ。とはいえ、A Day In The Lifeはとても気が配られているのでステレオがこの曲の決定版だ。
Magical Mystery Tour:
ペパーはモノの方が良いが、これはステレオの方が良い。
The Beatles (The White Album):
両方がそれぞれの長所があり、両方要るだろう。もし一つしか取れないとしたら、ステレオになろう。
Abbey Road:
これらのCDの最も決定的な瞬間で、なぜリマスターに4年もかかったかの答えがアビイロードのI Want To You (She's So Heavy)に見つかるかもしれない。テープのヒスを音の妥協なしでは除去できなかったので、エンジニアらはしなかった。
しかし、これまで飽和しすぎで切り貼りしすぎられたジョンのShe's So Heavyについて言えば、切り貼りがなくなって、初めてジョンのボーカルが全て聞こえるだろう。B面では、Here Comes The SunとBecauseだ。全体を通して素晴らしいサウンドだ。最後のリンゴまで待てない。
Let It Be:
それはそういうものだ。私はビニールのネイキッドを好む。
Mono Past Masters:
たった今、The Inner Lightを聴いている。私は嫌いな曲だが、モノではとてもとても良く聞こえるので、本当は好きかもしれないくらいだ。そして、気をつけなさい、Hey Judeでのポールのベースの調べがリンゴのタンバリンとともにまさにそこにあることを。
RevolutionやYellow Submarineからのモノの歌まで待てない。モノのPast MasteresはステレオのLet It BeとThe Ballad of John and Yokoが加わっていたら完全なものであったろう。つまるところ、ステレオのPast Mastersは実際はステレオとモノの混ざったものだから。
まとめ:
みんな、これで終わりだ。奇妙かもしれないが、あなたのコアとしてモノボックスセットであるべきだろう。これに加えてステレオのA Hard Day's Night、The Beatles For Sale、Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band、Magical Mystery Tour、The Beatles、Abbey Road、Let It Be、そしてステレオのPast Mastersを持つが良い。
>アマゾンのカスタマーレビューで、モノラル盤を聞く際に
返信削除>スピーカーをひとつにしたら、音圧がぜんぜん違うとかかれてあって
どうも、はじめまして。
これはですね、音圧が違う、という意味ではないんですよ。
1つのスピーカー(フルレンジ1発がベスト)にする事によって
音がぼやけなくなる、という事なんです。
(音圧は、当然ですが、2つのスピーカーの方がありますね)
ステレオスピーカーは、左右のスピーカーの特性が
完全には合っていないんです。
低音は左の方が出る、高音は右の方が少し多い、等々。
本当にわずかな差です。
モノ音源は、原理的に、音が1点からしか鳴りませんから、
そのわずかな差によって、音がぼやけてしまうわけです。
(ステレオ音源は、左右に音を振り分けてあるので、あまり気になりません)
よく、「モノラルはモコモコしている」とか「古くさい音」とか
音質的にはイマイチという評価が多いですが、
ステレオセットで聴くから、そう聴こえるのです。
1つのスピーカーでモノ音源を聴くと、非常にタイトでエッジの効いた
古くささなど微塵も感じさせない音が出ます。
ステレオセットのように、左右のスピーカーの特性差による
音の濁りが全くないので、むしろステレオよりも新しく聴こえます。
私は、元々モノが好きで、チボリオーディオのiPalを使っていますが、
こんな安価なスピーカーですら、モノ音源で鮮烈な音を鳴らしてくれます。
どこかのメーカーから、8インチか10インチのスピーカーを積んだ
iPalの高級版みたいな物が出たら、10万円でも買いますよ。
ちなみに、私もmyspaceやってます。
http://www.myspace.com/caricolake
最後は、ちょっと宣伝でした(笑)